はじめまして!Naoと申します。
このブログ開設時(2024年8月時)は30代後半の男性、病院勤務の理学療法士です。このページでは私の経歴などの自己紹介をしていきます。
Naoのプロフィール
ペンネームとタイトル
まずペンネームから。私の本名の一部からNaoとしました。普通の名前ですみません。このブログの中では一人称を「私」として自己紹介をしていきます。ブログタイトルの『ヘルスケアマガジン』は、私の専門領域が医療と健康であり、自分がこれまで学んできた知識をわかりやすく一般の方に伝えたいという思いからタイトルをつけました。
よりよい名前が思いつくまでこのペンネームとブログタイトルで進めていこうと思います。
理学療法士(リハビリのお仕事)
私の仕事は理学療法士、わかりやすく言うと病気やケガをした人のリハビリをする仕事です。英語ではPhysical Therapist、よくPTと略されることが多いですね。途中で2年ほど大学院に行ったりもしましたが、合計で15年以上はリハビリの仕事に従事しており、この記事を書いている現在も病院勤務を続けています。様々な病気があるように、リハビリにも多くの分野があり、私のメイン分野は内部疾患(心疾患・肺疾患など)のリハビリテーションです。そのため、病気の予防や生活習慣の改善、肥満や低筋力などの体質の改善、生活の質の改善などの領域はまさに得意分野です。
この得意分野を生かして病院以外での活動、いわゆる副業もしてみたいと思いこのサイトを立ち上げました。
理学療法士として悩む日々
認知度の低さ
理学療法士という仕事は患者さんの病態や、身体機能の回復に直結するリハビリを行うため、非常にやりがいのある仕事であると思っています。ただ非常に残念なことに、理学療法士は世間一般には認知度の低い医療職です。ある調査では、リハビリという言葉は8割以上の人が知っているが、理学療法士という職業の認知度は5割程度であることが指摘されています。
しかし、仕事のやりがいや楽しさが大きい分、認知度の低さはこれまでは気にしたことはありませんでした。気にしているのは、そう、「将来」です。
病院・施設管理職? 教員・研究者? 企業? 独立?
病院で働いている多くの理学療法士の方は何かしらの目標を持ち、そのゴールに向かって働いている人が多いと感じていますが、私自身はこれまで将来については漠然としか考えられておりませんでした。なぜなら自分にとって、理想の将来像が身近にいなかったからです。
理学療法士としてのキャリアアップで一番イメージしやすい像は、「病院管理職」でしょうか。役職名は病院により様々で、リハビリテーション科主任・科長・部長などです。多くは病院に長く勤め、上司や後輩に信頼されるような実績がある人がその地位に就くことが多いと思います。しかし、リハビリ職が数十人~数百人いるような病院や施設では当然ながら狭き門になります。人数が多ければそれだけ優秀な人も多くなりますからね。
ちなみに私は一応、役職についています。小規模病院ですので。。。
そう。私は一応、役職についています。ちゃっかりキャリアアップしているのですね。しかしながら現状において感じている不安は、「今の職のままずっと理学療法士を続けられるか」というものです。役職者といえども、そこは小規模病院。若手と同様の患者数のリハビリをこなしたうえで、もちろん管理業務を行います。今の体力ではなんてことない作業ではありますが、これが50歳、60歳となったら…?きっと徐々に管理>臨床業務となり、両者の比率が変わってくるはずです。そして、それは私が本当にやりたいことなのか?と自問するとやはりそうではないと感じます。
では教員や研究者として働くか、企業に転職するか、いっそのこと独立をしてしまうか!という考えになるのですが、長くなるのでこのキャリアアップについての話は別の記事で書いていこうと思います。
理学療法士の給与水準はずっと変わっていない
アラフォーの私と同年代かつ、病院勤務の理学療法士で「私、めっちゃ稼いでるよー!」という方は少ないでしょう。果たして年収がいくらなら「稼いでいる」と言えるのか。これは一人一人の価値観で変わってくるものですが、理学療法士の年収を調査したデータももちろんあります。
上記のサイトを見ると、例えば私の年代(35-39歳)で15年以上勤続していれば月の所定内給与額が30万円程度で賞与が80万円程度で、年収ベースでは440万円程度になります。それに加えて残業代等が加わるというところでしょうか。年を重ねれば徐々に増えていき、一番高い50~54歳かつ15年以上勤務で月38万円程度で賞与が年113万円程度であり、年収ベースでは569万円となります。
一番高くても平均で569万円。。。
上記のサイトでは医療関係なく、全職種の平均年収は35-39歳男性では488-528万円となっています。実際に一般的な職種と比べても、理学療法士との平均年収は少ない傾向にあるようですが、理学療法士の年収は低いことが問題ではないと思っています。
そう、上記の東京新聞での記事では、何と理学療法士という仕事は20年間で給料が6,000円しか上がっていないとのことです!こんなことで昨今のインフレに耐えうるわけはありません。
仕事に求めるのは金銭だけではないでしょう。しかしながら、このまま上がり続けずに、将来の稼ぎが想定できてしまうということは仕事を続けるモチベーションアップには繋がりません。
理学療法士とお金の話はまた別の記事でも書いていこうと思います。
職場以外で理学療法士としての価値を見出すために
上記のような悩みもあって、このブログを立ち上げました。私はこのブログを更新していくと同時に、医療ライターの道も模索したいと思っています。最終的には病院など、職場にとらわれずに自身の力で生きていく力をつけることを目標としていきます。
今後もブログを読んでいただけますと幸いです。皆さんのお役に立てるような情報を発信していきたいと思います。
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